地塗り・中塗り

春一番が吹いた。

春一番と言えばキャンディーズ。
キャンディーズと言えばミキちゃん。
ミキちゃんと言えば藤村美樹。
お婆ちゃんと同じ名前。(字は違うけど、、)
と、たわい無い連想を毎年している。
春ですねぇ、、、、、

久しぶりに窓を開け放して過ごせました。

気分上々!と言いたい所ですが、ニュージーランドのニュースが気掛かり。



さて、全体の塗りに入ります。

写真が手を塗っているところになってしまいました、、、
作業に気を向けていたので、頭(かしら)を塗っている時に写真を撮り忘れました、、、
画像


目入れ・置き上げと同様に、胡粉と膠を水で溶いて全体に塗ります。(取りあえず「胡粉液」と言っておきます。正しい表現かな?)

私の場合の基本分量は、胡粉10に対して膠1にしています。
水分量は感に頼りますが、関西(?)お好み焼きの小麦粉生地より薄め、広島お好み焼きの生地よりは濃いめと言えば判りやすいでしょうか?

しかしその時の気候に合わせて、膠・水の配分を調整しています。
この調整感覚が、何とも具体的に表現できません。
繰り返して身に付けた経験能力としか言いようが、、、
修業というやつですね。

桐塑生地に刷毛で胡粉液を馴染ませ、柄杓を使って全体に懸けて小刷毛で余分を拭い落とします。
地塗りとして1回塗ったら、よく乾かして翌日もしくは翌々日に同じようにして中塗りをします。

夏場など気温湿度が高く、膠が柔らかくなり胡粉液の載りが悪いときには3回塗る場合もあります。

刷毛を使って数日・数回に分けて塗り重ねることも可能ですが、柔らかそうな肌の質感を出すには「濃い胡粉液を懸ける」という方法が必要だと思っています。

とは言え、この工程での膠の配分量や塗り方って人形師によって皆それぞれ違います。

どの方法が最適か?

判りません、、、

いろいろ聞いて参考にはしますが、結果に問題が無ければ私が受け継いだ方法が最適だぞという思い込みも強いのですが、、、

時には柔軟にならなければいけませんね。

胡粉塗りの柔らかそうな質感のように。











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